診察室の本田先生
NHKプロフェッショナル精神科医本田秀夫「あなたらしく笑顔で生きて」(NHK福祉ビデオ)を1時間視聴。本田先生の診察は、否定せず、生きづらさをやわらげ意欲を引き出すスタイル。2年目に初めて話し出した子、幼いころから親子で30年間通い今は一人で来る人、現在「過剰適応」で悩む高校生等々。先生の人となりや自身もAS&ADHDだと紹介。障害じゃなくて大事な個性じゃないかという思いで、その人たちの生きがいや幸せを追求するNPOを立ち上げ、その仲間の中で、話したり聞いたり共感したりできるようになって成長する姿を見ることができる。
★ プロフェッショナルとは「決めたことをずっと考えていて、常に結び付けて考えられる人」
後半の一人づつ感想を紹介します。
○動画で実例が紹介されわかりやすかった。2歳児の興味のツボを知って一人一人に対応したい
○進むだけじゃない。時には立ち止まって、ゆっくりゆっくり寄り添っていきたい
○落ち込んだ時に、受け止めてあげられるよう、支援したい
○「過剰適応」を初めて知った。そんな子を見逃さないようにしたい
○今学校に行けない子たちに「行かなくていいんじゃない」といわれると、親は困る。親のフォローをどのようにするのかも知りたかった
○春日井では、コロニーでの診察が18歳までという壁がある。ずっと見てもらえる良いi病院さえ分からない。すぐ「薬を出しますか」という医者が多い。
○本田先生は笑顔を絶やさず、顔を見て話をされていた。
○授業中、少し遊ぶと落ち着く子への支援で迷う。←アドバイス:始まる前に、担任に話す。事後うまく切り替えられたことを報告。遊びたい気持ちを受け止めて、「あとでおしえてね」などの声掛け
○夫婦でも相手を認め合うとケンカしなくなる。認められると心地よい
○支援員は「応援してくれる人」「理解してくれる人」
★資料に付録として、本田先生の、今夏調布市でのリモート講演の要旨(近藤の勝手なまとめですが)を紹介しましたので、そちらも参考にして下さい。
★他国の教育の様子は勉強不足だったので、聞けて良かったです。施設がおしゃれでびっくりしました。
★あまりの違いにうらやましく感じました。取り入れられるところはどんどん取り入れて、子どもたちが楽しく過ごせる学校でありたいですね。「行動は叱るけどあなたのことは認めてる」は指導・支援していく上での基本ですね。
★デンマークへ行ってみたくなりました。北欧デザインも素敵でした。日本も、子どもたちの本当の笑顔があふれる学校に向かうように、出来ることを見つけてやっていきたいと思います。
★自分の意見が言えない日本人の子どもも大人も組織に入ると同じです。いい話で終わらせないで、自分でできそうなことから始めていきたいです。
★子どもたちの自己肯定感を微力ながら高めてあげられるような支援を今後も心掛けたいです。
★皆が興味の持てる内容だったと思います。時間内に終われて良かったです。ただ、机やいすの消毒する必要があるので、5分前には全員部屋から出られるようにした方がいいかもしれません。
★今日の公演は勉強になりました。幼児教育がとても大事だと分かった。参加して本当によかった。ありがとうございました。
平成30年2月3日、『ソーシャルスキルを育てましょう』と題し、臨床心理士の佐藤眞由美さんをお迎えしてスキルアップ講座を開催したところ、支援員、保護者、教育関係者や放課後等デイサービスのスタッフなど様々な立場の方52名の参加がありました。
講座では、SSTの大切さを楽しく分かりやすくお話しして頂きました。佐藤先生オリジナルのSSTプログラムである「なかよし教室」については、画像も交え具体的に説明されました。アンケートの中には、SSTなかよし教室開催の要望がたくさんありました。
アンケート集計は下記にまとめてあります。多くの回答を頂きありがとうございました。
たくさんの子どもたちが社会的なスキルを知り、成功体験を積んでいけるといいですね。
KIDS COLORでもまたSSTの機会をお知らせできるようにしたいと思います。お楽しみに!
平成29年2月18日、全国LD親の会副理事長 多久島睦美さんをお招きして「発達障がい児の家族から学ぼう」と題し、スキルアップ講座を開催致しました。
特別支援教育支援員の他、教育関係者、保護者の方など多くの方に参加して頂きました。
また、講座の様子が3月23日中日新聞くらしのニュースに掲載されました。
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